ある晴れた日の昼下がり、
私はシルバニアファミリーの面々と共に
カップケーキをアハハアハハと笑いながら食べていました。
『ママンのカップケーキは最高だぜぇ！アフゥ！』とか
小汚い熊が叫んでます。とても微笑ましいです。
すると耳を劈くような轟音とキャタピラの軋る音がこっちへ近づいてきます。
そしてガラスと壁をぶち破って3台のM１エイブラムスが飛び込んできました。
突然現れた戦車連隊にただ震えるしか無いファミリーの面々。
戦車の上には顔に星条旗のペイントをしたミッキーマ○スが。
ミ○キーは上等のヘロインをケツ穴にキメたような恍惚の表情で
『ダンスの時間だぜ！ジャングルバニィィィィィィィィ！！！』
とか叫んでます。目の焦点の外れ方がすごいヤバそうです。
なだめるような口調でファミリーのパパ（名前知らね。黒いやつ。）が
ミッ○ーに取引をもちかけました。
家族の命だけは、とかなんでも従う、とか言ってました。
パパかっこいい！ダディクール！
しかし、パパの口上も終わる前にヨダレをたらした○ッキーが
おもむろに機関銃（多分サコーM60）を取り出し、
ファミリーに向かって乱射し始めました。
パパはあっという間にハチの巣にされ、
駆け寄ったママも顔の三分の二を吹き飛ばされてしまいました。
小汚い熊が小便漏らしてます。残されたネコとかリスとかの子供たちが
泣き叫びながら逃げようとしましたが、
残る2台のエイブラムスの戦車砲で木っ端微塵にされてしまいました。
私はミッキ○が熊の小便で爆笑している隙に
家の裏口から逃げ出す事ができました。
そのまま全速力で走り続け、ふと後ろを見ると、
さっきまでいたシルバニアハウスが炎につつまれ、
屋根が真っ赤に、真っ赤に染まっていました。
炎の向こう側からは陽気なミッキー○ウスマーチが･･･
私は『戦場はまるで糞溜めだぜ！アフゥ！』とか絶叫しながら
目を覚まして、ヨーグルトを食べて会社へ行きました。